現代人に多い胃の不調。胃はストレスや疲労からすぐにコンディションを崩します。そんな胃の不調を助けるべく処方される医薬品、ネキシウム。ネキシウムを服用すればすばやく胃を修復することが出来ます。

ネキシウムとパリエットの違いを解説!

悩む女性

よく耳にするプロトンポンプ阻害薬とは、胃酸の分泌を抑える働きがある薬のことです。
プロトンポンプ阻害薬としては、ネキシウム、パリエット、タケプロン、タケキャブなどがあります。
ネキシウムはエソメプラゾール製剤、パリエットはラベプラゾール製剤となっています。

ネキシウム、パリエットともに長時間効き目が持続する、という意味では同じぐらい効果があります。
ネキシウムは胃酸分泌抑制薬として使用されており、十二指腸潰瘍やピロリ菌の除去などに効果的です。
この二つは効果にさほど違いはありません。
どちらの薬も90%以上の酸抑制効果があるためです。

ネキシウムの方が新しい薬となっていますが、強力な胃酸分泌抑制効果があるのはパリエットです。
ネキシウムは最終的に胃酸を抑制する段階で、プロトンポンプを集中的に阻害します。
副作用も少なく、胃粘液の再生促進効果にも優れています。

パリエットは主に日中によく働きますが、夜間には働きが弱まる傾向にあります。
投与制限があるので、効果が感じられなかったとしてもそれ以上の投与はできません。

逆流性食道炎に悩んでいる方が多いのですが、ネキシウムがこの治療に大変効果があるのに対し、パリエットにはあまり効果が期待できないと感じる人もいます。
その場合にはパリエット20mgに変更してみると、効き目を実感できるかもしれません。
パリエットは薬の組み合わせに悪いものがないので、使用しやすい利点があります。

副作用は薬を比較するのに大事な項目ですが、個人差があることを忘れないでください。
副作用が出る確率としては、ネキシウムが一番低いという結果が出ています。
ネキシウムでは副作用が出たがタケプロンでは出なかった、という場合もありますので、最終的には自分の体に一番合ったものを選びましょう。

プロトンポンプ阻害薬の副作用は、便秘や下痢、吐き気といったものや肝機能障害、まれに皮膚に発疹が出たりする場合もあります。
長期間使用する薬なので放置せずに、医師や薬剤師に相談しましょう。

タケキャブの効果とは

タケプロンは、胃酸の分泌を抑える薬として使用されていたのですが、あまりに持続力がなかったためネキシウムが登場しました。
タケプロンの改良版がタケキャブです。
しかしタケプロンの方がタケキャブよりも、使える症状が幅広いのです。
効く病気は多いのですが、長い間飲み続けなければならないというデメリットがありました。
タケキャブは4週間ほど使用すればいいので、体に負担がかかりません。

胃酸の影響を受けないように改良されたタケキャブは、どんな状況でも効果を発揮することができるのです。
タケキャブはカリウムイオンを直接阻害しますので、すぐに効果が表れます。
これがプロトンポンプ阻害薬の働きです。
直接作用するので最大効果が得られるメリットがあります。
代謝により活性しないので、効き目にはあまり個人差がありません。
分泌細胞に長く作用してくれるので、持続性即効性ともに優れています。

今までのプロトンポンプ阻害薬には即効性がない、効果が感じられないと言った悩みがありましたが、タケキャブは強力に胃酸を抑制するので、良い影響が早く表れやすくなっています。

ネキシウムは胸焼けや喉のつまりなどの治療薬としては最適ですが、即効性がありません。
タケキャブは症状への即効性があり、持続性、効きやすさという点でメリットが多めです。
例えば逆流性食道炎は、過剰な胃酸分泌によって起こる病気ですが、長く症状を抑えておきたいと考えれば、タケキャブの方が適しているといえます。
タケキャブは誰が飲んでも同じ効果が得られることが特徴です。
タケプロンの進化形といえるので、弱点をなくし効果を高くしたものと考えましょう。

胃薬は長期間飲み続けることで効果が現れてきます。
タケプロンの副作用として下痢や軟便が挙げられますが、はっきりとしたメカニズムが解明されていないため、医師に相談し判断を任せることが一番適切だと言えます。